はじめに:ワンオペ育児の大変さとベビーフードの存在
ワンオペ育児をしていると、日々の生活は「時間との戦い」です。家事・授乳・寝かしつけ・おむつ替えなど、やることが山のようにある中で、離乳食づくりにまで十分な時間を割くのは正直かなり大変。特に共働き家庭や、パートナーの帰宅が遅い家庭では「一人で全部やらなければならない」という状況になりやすく、食事作りの負担が大きな悩みのひとつになります。
そんな中で、多くのママやパパを助けてくれるのが ベビーフード。
栄養バランスが考えられ、月齢ごとの食べやすさに配慮されたベビーフードは、「手抜き」ではなく「時短と安心を両立する強い味方」です。特にワンオペ育児では、上手に取り入れることで心身の余裕が生まれ、子どもとの時間をより大切にできるようになります。
この記事では、ワンオペ育児におけるベビーフードのメリットや使い方、具体的な活用術について詳しくご紹介していきます。
ワンオペ育児でベビーフードを取り入れるメリット
1. 調理の手間が大幅に減る
離乳食を一から手作りするとなると、食材の下ごしらえ・柔らかく煮る・裏ごし・小分け保存など多くの工程が必要です。1日数回の食事ごとにこれを繰り返すのは大きな負担。そして食材を余らせてしまうこともしばしば。
ベビーフードなら袋を開けて温めるだけで完成するので、忙しい時間帯でもすぐに食べさせることができます。

2. 栄養バランスが整っている
市販のベビーフードは、専門家が監修して月齢に合わせた栄養や食材の組み合わせを考えています。「手作りの方が安心」という声もありますが、逆に栄養バランスを取りやすいのはベビーフードとも言えます。栄養管理に不安を感じるワンオペ育児中のパパママにとっては、大きな安心材料です。我が家では同じような材料、食材に偏りがちになっていたので、栄養面も考慮して日々の食事に取り入れるようになりました。
3. 外出時や非常時にも便利
公園や病院、実家への帰省など、外出時に「食事どうしよう?」と悩むこともあります。ベビーフードは持ち運びやすく、温め不要のものも多いため、外食が難しい赤ちゃん連れの外出にぴったり。お出かけの際は必ずベビーフードは持って出掛けています。また、災害時の非常食として備蓄できるのも大きなメリットです。日持ちするものが多いので助かりますね。
4. 親の心の余裕が生まれる
ワンオペ育児は常に「自分が頑張らなきゃ」というプレッシャーを抱えがちです。そんな中で、食事を100%手作りにこだわると疲れやストレスが蓄積してしまいます。ベビーフードを取り入れることは「手抜き」ではなく「自分を大切にする選択」。親が笑顔でいることこそ、赤ちゃんにとっての一番の安心材料です。

ベビーフードを活用するシーン別アイデア
朝の忙しい時間に
朝は大人の朝食の準備、身支度、上の子がいる場合は登園準備など、とにかく慌ただしい時間帯。そんな時は おかゆタイプのベビーフード を常備しておくと便利です。フリーズドライタイプならお湯をかけるだけで完成し、調理の手間をほとんどかけずに用意できます。我が家はお野菜やお肉、お魚が入っているフリーズドライタイプおかゆを活用していました。洗い物も少なく済むのでその点でも良いと思いました。
夜、パートナーの帰宅が遅いときに
ワンオペの夕方〜夜は一番大変な時間帯。お風呂、寝かしつけ、片付けなどが重なり、赤ちゃんがぐずってご飯が進まないことも。そんな時は レトルトパウチタイプのベビーフード が活躍します。温めるだけで野菜やたんぱく質も摂れるので、安心して使えます。家で炊いたごはん+パウチのおかずで済ませることも。ベビーフードは種類豊富なので何種類もストックしています。

外出や旅行のときに
外出先で離乳食を手作りするのは現実的ではありません。そこで便利なのが 常温保存できるベビーフード。瓶詰めやパウチタイプをバッグに入れておけば、どこでも安心して食べさせられます。旅行時や帰省時も大活躍です。
ワンオペ育児におすすめのベビーフードの種類
1. フリーズドライタイプ
お湯をかけるだけで完成するフリーズドライタイプは、朝の忙しい時間や夜中の授乳後にも大活躍。
軽量で持ち運びしやすく、外出先でも便利に使えます。特におかゆやスープはサッと準備でき、赤ちゃんも食べやすいのが特徴です。
2. レトルトパウチタイプ
温めるだけで完成するパウチタイプは、夕食時の強い味方。主食からおかずまでラインナップが豊富で、月齢に合わせて選べるのも魅力です。
お皿に移せば見た目もきれいで、栄養バランスも考えられています。レトルトパウチタイプは兄弟共に1番利用しました。家ではなかなか作れないおかずも適量食べられるのでとても魅力的でした。外出先にもよく持参していました。常温保存できるので傷む心配がないことや、持ち運びにかさばらない点で大活躍です。
3. 瓶詰めタイプ
常温で長期保存できる瓶詰めは、災害時や旅行先に備えておくと安心。
封を開けてそのまま食べさせられるため、調理器具が使えない環境でも活用できます。
4. オーガニックベビーフード
最近注目されているのが、オーガニック食材を使用したベビーフード。
「添加物が少ないものを選びたい」「安心できる食材を与えたい」というママパパに人気です。少し価格は高めですが、特別な日や気分を変えたい時に取り入れるのもおすすめですね。

ワンオペ育児ならではのベビーフード活用テクニック
1. 手作りと組み合わせて使う
「全部ベビーフードにするのは気が引ける」という方は、手作りと組み合わせるのがおすすめ。
例えば、おかゆは手作りしておかずはベビーフードにする、逆に主菜は手作りで副菜をベビーフードにするなど、バランスを取りながら使えます。我が家はこのパターンでの活用が多かったです。

2. 時短のために冷凍保存と組み合わせる
休日などに手作りした離乳食を冷凍保存し、平日はベビーフードと組み合わせて使う方法も便利です。
「今日は疲れたから全部ベビーフードにしよう」と柔軟に選択できると、精神的にも楽になります。
3. 上の子と一緒に食べられる工夫
上の子のおかずにベビーフードを少しアレンジして取り入れるのも時短につながります。
例えば、野菜ペーストをカレーやスープに加えると、自然と野菜が摂れて栄養バランスも良くなります。
4. 非常用ストックとして活用
ワンオペ育児では「買い物に行けない」「体調を崩して料理できない」といった場面もあります。
そんな時に備えて、普段から数日分のベビーフードをストックしておくと安心です。
節約しながらベビーフードを取り入れる方法
1. まとめ買いや定期購入を活用
ドラッグストアやスーパーで1つずつ購入すると割高になりがちです。
Amazonや楽天市場では、まとめ買いや定期便を利用することで1個あたりの価格を抑えることができます。ポイント還元も含めると、実店舗より安く購入できるケースが多いです。
2. セールやキャンペーンをチェック
ベビーフードは消耗品なので、セール情報を見逃さないことが節約のコツ。
特に子育て応援キャンペーンやクーポン配布を活用すれば、人気ブランドのベビーフードをお得に手に入れられます。
3. 汎用性の高い商品を選ぶ
単品でしか使えないものより、他の料理にアレンジできるベビーフードを選ぶと経済的です。
野菜ペーストやだしパックは、赤ちゃんの離乳食だけでなく大人の料理にも応用できるので、無駄なく使えます。
ベビーフードのおすすめ購入先
1. ネット通販
定期購入やポイント還元があるため、コスパを重視するならネット通販が一番便利。
特にAmazon定期おトク便や楽天お買い物マラソンを活用すると大幅に節約できます。
2. ドラッグストア・スーパー
必要な時にすぐ買える安心感があります。特売やポイントデーを狙えば意外とお得に購入可能です。
初めて試す商品はまず実店舗で1つ購入して、赤ちゃんの反応を見てからまとめ買いするのも賢い方法です。

3. 子育て専門店(アカチャンホンポ、西松屋など)
品揃えが豊富で、月齢ごとのラインナップも揃っているため選びやすいのが特徴です。まとめて何点買うと何%引きなどのセールをやっている店舗もあるので要チェックです。
また、試供品やお得なセット販売をしている場合もあるので、チェックしておくと良いでしょう。
まとめ:ベビーフードで親の心に余裕を
ワンオペ育児では、毎日の離乳食づくりが大きな負担になりがちです。
しかし、ベビーフードを上手に取り入れることで、調理の手間を省きつつ、栄養バランスのとれた食事を子どもに与えることができます。
「全部を手作りしなければならない」という思い込みを手放し、ベビーフードを味方につけることは、親の笑顔を守る大切な選択肢です。
子どもが健やかに育つためには、ママやパパの心の余裕が欠かせません。
ぜひベビーフードを上手に活用して、ワンオペ育児を少しでも楽に、そして楽しく過ごしてください。

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